●　刀装具 脇差 短刀 ＜ 脇差の拵え ＞ 歴史の実物品●


この＜脇差の拵え＞は実際に使用されていたものの様です。

＜寸 法＞脇差全体 ： 全長 約 66.5cm、鞘長さ 約 50.5cm、柄長さ 約 15.5cm。
鍔： 横 約 6.95cm、縦 約 7.2cm、厚さ 約 4.8mm。
小　柄 ： 柄長さ 約 9.5cm、幅 約 1.4cm、厚さ 約 5.5mm。
（鍔、小柄の厚さ採寸はｍｍ単位のノギスによる目測です。）

この拵えの繋ぎは切断された真剣が使用されています。
切断された真剣はこの拵えに実際に納まっていた脇差と見られます。
この銘入りの脇差ですがサビが有るので登録を断念したと見られます。
経年による全体的な劣化の傷みが見られますが味ある逸品と言えましょう。
主な傷みは柄の頭の部分の紐、そして鞘の中央部分が亀裂がみられます。
又、小柄の刃の刺し口部分が押しつぶれだ有り、鞘の鯉口部分の合せ目に
少々の剥れ等々が見られます。そして切羽の片方が有りません。
しかし、全体的な経年による傷みは有るもののそれぞれの刀装具には
立派に職人の美しい装飾が施されている事が認められます。
実際にどなたかが所持されていた事が予想される味ある逸品です。
全ては画像をご覧になりご判断をお願い致します。

価格は 25,000円 からのスタートになります。
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